当店は野生動物の種の保存に関する法律に基づく特定国際種事業届出事業所です。
古くからの伝統的な印章(印鑑)、当店の方針、古い印章資料(主に印影)や商品等を中心にご案内致します
店主のブログ
当店では、職人さんが「手書き」したものを、字以外の部分を彫る「荒彫り」の工程だけ
機械を使い、仕上げは彫刻刀(印刀)で仕上げる「手仕上げ」で印鑑を作っております。
全く機械を使わない「手彫り」もお受けしますが、お手頃価格で提供させていただく為に
荒彫りのみ機械を使う方法ですが、あくまでも職人さんが書く筆文字を手仕上げする
方法を中心に販売しております。
『二つとして同じ物が無いハンコをつくる』というハンコ本来の目的の為
『職人がつくる いいもの・価値のあるハンコをお客様に提供する』為
当店はコンピューター彫刻機械は使用せず、職人さんの「手仕上げ」で
ハンコを作っております。
割合は何とも言えませんが、今は実店舗、ネットショップを問わず大半のハンコは
コンピューター彫刻機械で作られており、「手仕上げ」「手彫り」の店は
非常に少なくなってきています。
と言っても、たいていどこでも「手彫り仕上げ」と書いてあったり
「手彫り」の写真が掲載してあります。
ネットショップを運営していく上で、いかがわしいいくつかのサイトから
実際に購入してみましたが全て嘘でした。
具体的には
印章組合の規定では、主たる印章彫刻の工程を9種類に分類しています。
「手彫り」と表現出来るのは、全く機械を使わずに彫刻したもののみ
①「手彫り」と表現出来る事になっています。
それ以外は工程により②「手仕上げ」か③「機械彫り」と表現する
規定になっております。
それ以外の表現方法はありません。
(「手彫り仕上げ」という表現方法は規定にはありません)
完全手彫りと称していても、見本の印影を見ると
コンピューター文字であったりするインチキ店もあります。
それと同様に悪質なのは、工程の途中機会を使用しているのにも係わらず
「手彫り仕上げ」という造語で微妙に言い逃れ的な表現で錯覚させたり
完全なるコンピューター彫刻にも係わらず「手仕上げ」と表現したり
言葉での嘘は無いものの、あたかも「手彫り」印鑑を販売しているように
字入れ・荒彫り・仕上げ と工程写真を載せて、「手仕上げ」または
「機械彫り」印鑑を販売しているお店
「ウチは組合に入っていないからどう表現しようと問題ない」
という理屈は言い訳です。
値段だけでは判別付きませんが
当店より格段に安くて(完全)「手彫り」というのは疑問があります。
偽装しているか、技術云々は別とした
(ただ単に)「手彫りか」いずれかではないでしょうか。