当店は野生動物の種の保存に関する法律に基づく特定国際種事業届出事業所です。
古くからの伝統的な印章(印鑑)、当店の方針、古い印章資料(主に印影)や商品等を中心にご案内致します
店主のブログ
【はじめに】 当店の方針というよりも、他店の批判になっている文章なので これを読まれた方からは「他店の批判ばかりして醜い」と反感を買うかも知れません。 しかし、食品の偽装はニュースで大きな話題になっても ハンコの偽装はニュースになりません。 誰もが毎日食べるもので、人間の生活・生命に重要な関わりがあるものと 使わない人はほとんど使わない物の違いでしょうか。 でも、長年ハンコ屋を営んできた者からすれば、聞き流し出来ない事です。 何よりも、消費者の方にわかって欲しくてこれを書きました。 |
これはインターネットサイトに多い偽装です。
私が思うに、インターネットショップはほぼ一方通行の宣伝が
出来るからではないでしょうか。
仕事上、同業者のショッピングサイトはよく見ますが 最低でも7~8割
私の正直な感想では9割位が後述1~4のどれかに当てはまると思います。
印鑑は職人の手書き文字を手彫りで作るのが古来からの作成方法です。
しかし、手間が掛る事と、一日につくる本数が限られてしまう事
専門の技術が必要である事。
これはハンコを作る過程を知らない方でも想像はできると思います。
私が言う手彫り偽装とは、
1)完全なる嘘。
2)コンピューター機械で彫刻した後に仕上げと称して
少しだけ彫刻したものを手彫りと宣伝。
3)「手書き、手仕上げ」とだけ宣伝し、途中機械彫刻した事を隠す。
4)言葉での嘘は無いものの、手彫りしている写真を掲載し
手彫りと錯覚させる。
技術をもった職人が、完全手彫りでいいハンコを大量生産できる訳はありません。
海外ではんこを作ると5分位で作ってくれるところがあります。
工法的には「落款印」(主にろう石を鉄筆で彫刻した印)に近いですが
字やバランスに関しては酷いものです。
イメージで、ハンコの技術は日本より中国の方が上と思っている方は多いと思います。
落款印に関しては中国には巨匠と呼ばれる名人が多いですが
日本人が通常実印、銀行印として使うハンコは「木口(こぐち)」といい落款印とは
彫刻方法が違い技術は日本が圧倒的に上です。
当店は、一級印章彫刻技能士が「手造り」したハンコ(木口)を販売しております。
いいハンコをお手頃価格で提供する為に、「荒彫り」の課程のみ機械を使用します
が熟練職人が手書き、印刀(専門の彫刻刀)で手仕上げした優れたハンコを
提供致します。