正規輸入象牙販売店


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手彫り印鑑の土手について

 

印章(印鑑)の土手とは
ハンコを縦切りしたと仮定した場合、文字部分の凹凸の角度を河川の土手に例えて
表現したものです。
機械彫りは通常印面に対して垂直に針で彫るので土手は出来ません。
それに対し、手彫りは印面に対し斜めの角度で彫る事と、最後に「仕上げ」彫りを行う
過程で土手が生じやすくなります。
しかし、土手が多いと印影に締まりがなくなり、また印章が摩耗した場合、印影が変化
してしまうので、荒彫り段階で丁寧に彫り、
なるべく土手を付けない様に彫るのが
いい手彫り印鑑と言えます。
参考として、公益社団法人・全日本印章業協会の印章教科書から図をピックアップしました。


手彫り印鑑の土手
(本をスキャナで読み取りましたので、綴り部に近い左端に歪みが生じておりすみません)

図と本文の一部ですが、左上の悪い例と良い例をご覧下さい。
なるべく土手状にならない様に彫るのが、いい手彫り印鑑1を作るコツです。
ただ、2点重要な事があります。

細かい部分には必然的に、線の細い部分には耐久性を考え、土手を付ける場合があります。
(手彫り印鑑は、多少の土手は付くものですが、なるべく少なくするべきという意味です)

余談ですが、機械彫りされた印鑑に土手が付かない為、手彫りに見せ掛ける目的で
印面の底に跡を付けて「手彫り印鑑
」とする偽装が多くあります。

土手が少ないと耐久性に難が生じるとご心配されるかも知れません。
耐久性は印材の質で考えるべきで、故意に土手を付けて耐久性を上げるものではありません。
その為、耐久性があり、且つ手彫りに向いている素材として古くから象牙、柘、水牛の角などが
印材として用いられてきました。