当店は野生動物の種の保存に関する法律に基づく特定国際種事業届出事業所です。
古くからの伝統的な印章(印鑑)、当店の方針、古い印章資料(主に印影)や商品等を中心にご案内致します
店主のブログ
手彫り印鑑の彫刻工程写真です。
まずは掲載の許可をいただいたお客様へ御礼申し上げます。
「手彫りは字入れから」と以前書きましたが、正確には印面を平らにする「印面調整」や
字配りする為の線引き「字割り」作業から始まります。
朱色に塗られているのは朱墨で、その上に線が引かれているのがおわかりいただけるかと思います。
時おり朱墨で修正しますが、逆さ文字を手書きしますが、紙に手書きしたものを転写する場合もあります。
(手書き文字を転写する方法も手彫り印鑑の定義として公式に認められています)
字入れが完了し、ここから凹凸を出す「荒彫り」です。
職人それぞれ個性はありますが、枠どりから彫るのが基本です。
まだハンコという形になる前の段階です。
テコの原理を利用して印刀(印章用彫刻刀)で彫ります。
印鑑の手彫りをご覧になった事の無い方は、工程のこの辺りが見応えあるのではないかと思います。
印面に文字を書いただけの「書」から凹凸のある「印」へかわりゆく姿です。
細かい部分は角度を付けて(立てて)彫ります。
朱墨を塗った部分がだいぶ少なくなり、これで荒彫りも後半です。
ほぼ荒彫りが終了したところです。
この後仕上げ彫りという工程がありますが、このままでは文字が見づらいので、
印面に一旦朱墨を塗ります。
印面を見やすくして、印刀も仕上げ刀に持ち替え、仕上げの工程です。
出来上がった印章の印影です。
【重要なお知らせです】
手彫り印鑑の注文をご検討のお客様へ
当店では手彫り印鑑をご注文いただきました全てのお客様へ、彫刻途中の写真を差し上げております。
ホームページ上で紹介している写真は、写りが良いものを選び、お客様のご承諾をいただき
掲載しているものです。
写真は素人撮影ですので、写り具合の悪い場合やデータの損失、またはうっかり撮り忘れも有り得ます。
これらの理由により写真を差し上げられない場合でも、間違い無く手彫りを行っております。
その為、写りの悪い場合や、写真そのものが差し上げられない場合でも、返金等は出来ません事を
ご理解下さいませ。
(写真の写りの悪さ、及び差し上げられない場合差し上げられない事は免責とさせていただいております) 尚、当店の彫刻方法は「手彫り」と「手仕上げ」の彫刻方法でお承りさせていただいておりますが
写真サービスは手彫り印鑑のみとなります。
手彫り印鑑の定義